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本と縫い物とわんこ


by ぬのきち
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カテゴリ:本( 6 )


本読みあれこれ


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葉室麟さんばかり読んでて、少々疲れ気味
ではでは、と夫の本の山から
赤目小籐次や鹿間狸斎を楽しんだ 娯楽時代小説 ^^
宮部みゆきの『おまえさん』を読み始めたはいいが
前2作を忘れちゃってるので、またぞろ、引っ張り出した
上下2冊 上中下3冊、そして1冊が分厚くて長い上下2冊…が面白いし楽に読める
おもしろかったり、再読したい と思う本は一応プラケースの中
亭主は本のカバーを外してしまう、表紙で記憶している私は題名をほとんど覚えていない
処分をしなければ本で埋もれてしまう…小籐次や狸斎さんは、運が良かった

乙川優三郎 好きな作家
最初に読んだのが『逍遥の季節』
6歳からお琴を習っていて、父も骨董好きで古いもの好きは親子だからか
伝統芸術というと大げさだけれど、身の周りに結構古くからの物、音があった
『そういう時代だった、単に昭和の時代だったから、。。。。なのかも』
だからかもしれないけれど、最初に読んだのが私好みの逍遥~~
静かな暮らしの中にも凛とした女の生き方があって
決して派手な表現は無いのだけれど、再読する作家の一人
最近読んだのは『尾鳥』おくう 

読書タイム なんて大げさな時間はないから
ベッドでしか読まない
読みながら寝てしまうことのできる本がいいけれど
ついつい引き込まれて、気が付いたら2時、3時… 
あちゃちゃ、あくる日は老いた身体に堪えます

縫い物と本読みと手抜き家事だけの暮らし
揺蕩うように、ぼんやりと、ゆったりと、空ろ虚ろと
大いなる願望 とでも申しましょうか・・・・
躊躇をしないで追い求めていい事、ではないような・・・・

昨日から息子は工場へ
帰ってくるたびに頼もしくはなっているが
まだまだ引退は出来そうにない









by nunokichi | 2016-09-13 11:35 | | Comments(4)

柚子は九年で


葉室麟さん著 随筆集『柚子は九年で』
蜩の記を読んですっかり葉室ファンになったが
なかなか手に入れることが出来ず
【もちろん本屋さんにはある…】
柚子と『実朝の首』『乾山晩愁』 を読んだのみ

『実朝の首』は歴史の知識の記憶を紐解きながらなんだけれど
もう、もう、はるか昔の日本史【受験以来~~~】
タイトルを見て、実朝って確か鶴岡八幡宮で公暁に殺されたのよね・・・・
くらいなんだもの
史実は史実として、物語を感じる、読んでいるときが楽しい
という、私のいい加減な本読み

随筆集を読んでいると
葉室さんの真面目さ、優しさ、タフさを感じる

退職後ゆとりを持ってライフワークに取り組もうと夢を追うが
現実は困難につきまとわれる・・・けれど・・・・
『勝てないかもしれないが、逃げるわけにはいかない。できるのは「あきらめない」ということだけだ』
人生に花を咲かせ、実を結ぶためのスタートを切るのに遅すぎるということはない』
ーーーーー柚子の花ーーーー

 しかし五十歳になった時、「このままでいいのだろうか」とふと思い直した。
若いころに抱いた夢や思いを何一つ成し遂げることもなく、いたずらに歳月は過ぎ去っていく。
自分の残り時間を考えた。十年、二十年あるだろうか。そう思った時から時代小説を書き始めた。
 老いを前にした焦りかとも思ったが二度とあきらめたくはなかった。
 書き続けるうちに、懸命に過ごせば、移ろいすぎる時は豊かさを増すことができるとわかるようになった。
時間は長くなりはしないが、豊穣にはなっていくのだ。

 遅れても花は咲くのだから
ーーーーー柚子の花が咲くときーーーーー

『実朝の首』より
人は覚えていたい事だけを覚えていればよいのだ。忘れたいことは忘れればいいのだ

8月に65歳になる
夢を食う獏みたいな亭主と一緒になっちゃったものだから
生きていくのに必死、食べていくのに必死の歳月
傍らの人はいまだに夢を追って生きてる  彼の時間は多分今も豊かなのかもしれない
若いころは連れ合いが思うように生きること、それをさせてあげるのが、
【女の】甲斐性みたいに考えていたけれど、 歳をとるにつれ疲れてきた
若いころに抱いていた夢や思い、いったい何だったのだろう
それさえもわからず、歳月を過ごしてきた

人生に花を咲かせ、実を結ぶためのスタートを切るのに遅すぎるということはない
勝てないかもしれないけれど、逃げないで、あきらめないで、生きていく

さてさて、
チノパン1本縫うのに長くかかりすぎている
縫物がやりたかったことなのかどうか? わからないけれど
生きていくための仕事のかたわら、何かを探して行こう

~~~~大きすぎたよ~~~~
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by nunokichi | 2016-07-28 20:54 |

なんとなく、なんとなく




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久しぶりにディック・フランシスのシッドハレーに会った
6月に読んだ本 もう少しあったかもしれない
楽しんで読んでいるだけだから、ためになる ということのない私の本読み

まっさんの本を読みながら、
あれ、これ前に読んだことがある で
本棚にあった
まぁ、忘れることの上手なこと 
とは言うものの実は私、記憶力はいい
何十年前のいやな目に会ったこと、画像として覚えている
その時の情景まで目の中にある
大切なことはコロッと忘れちゃうのに、
心に傷を負った時のことは、忘れない、  
言い換えれば、執念深い
まぁ、こんなことはどうでもいいことなんだけど

少し前に、自分は偽善者ではないか?
偽善をしていないか?自問をした
こうあるべき をいつも言い聞かせて
不本意なことでも、仕方なくやって来た
それが『私』になってた
本心からの行動でも、嘘でも、
善は善なのだ
これを、昨夜まっさんがコラムの中で言ってた

友【と思っている方】の記事で
折り合いをつける   という言葉を見つけた
長年、折り合いをつけてばかり生きてきたこと、
この折り合い って言うのが、私の偽善じゃないか?
と思ったりして、折り合いをつけないで今後生きていこう、
わがままを言って生きよう 【長い間、こればかり言ってるような気がするけれど】
数日、考えてた。
でも、やっぱりできない
意気地がないんだわ
私がしなきゃ、私が我慢すればいい、こんな言葉なんて言えない
それを、私はしないよ、我慢もしないよ、言いたいことは言うわよ 
理不尽なことだって言ったりしたりするわよ
なんて無理

後先を考えず、周りの迷惑を考えず、
内緒で最初の大学を退学した
反対を押し切り結婚をした
若いころは自己主張ばかりをしてたのにね
40年近く、胸の中にいろんなことをため込んじゃってたから
彼の家族と離れた途端、身体壊しちゃって、不自由になっちゃった
慣れないことは身体に悪いのかも

心の中では偽善だとしても
それで周りが良ければ、もしかしたら、善だったのかも
そう思ったら、なんだか妙に頷いてしまって
気持ちの赴くままに生きていいんだ
無理に自由なんて求めなくていいんだ
周りが幸せならいいんだ
これが私なんだ

さぁ、
身体鍛えて、動かして、気儘に、無理せず、焦らず
仕事に家事に縫い物、楽しむワン
本読みは楽しい







by nunokichi | 2016-06-25 15:19 |

かすていら


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さだまさし様著 『かすていら』

ほとんど同じ時代を生きてきた私
わはは ふふふ 目頭が熱くなったり
楽しく読ませていただいた

頑固だった父との思い出
ページをめくりながら、同じような光景を思い出した
幸い、さだ家よりは少しは経済的にましだったとは思うけれど
戦後10年15年だもの、
まして、長崎だし、兵庫の田舎町だもの
よほどのお大尽でない限り、暮らしは似たようなもの

そういえば父も車好きだったなぁ
別段変わったものではないけれど
マツダのクーペに始まって、最後はブルーバード
2年ごとに買い替えるのだから、母も大変だっただろう
4輪の前はスクーターだった記憶がある
前に私、後ろに姉 3人で近くにできたばかりのプールへ行った
小学校に上がる前だったと思う。

『かすていら』を読みながら、
私が行くまで待っていてくれた父の最期を思う
最期までお父さんでいてくれた父
ありがとう
ただただ、ありがとう

血の気が多い所もあった
運転が好き、でも結構あらぽっかった
神戸で車と接触して【父の方が悪かった、と自分でも申しておりました】
相手に怒鳴り散らしたらしい
ところがその相手というのが、何とか組の方がた
すぐさま母の兄に連絡 叔父は古物商で顔も大きかったが、付き合いも広かった
なんと、菓子折りを持って謝りにいらした。。。。何とか組の方がた
その叔父も多額の負債を母に残して逝っちゃった 
父がすべて処理した
まっさんのお父さんと重ねて、あのころはのんびりしていたのだなぁ 
お金がなくても、生きていけた時代・・・・なのかな

癌末期で、本人に告知するかどうか姉が相談をしてきた時、
私は言うべきと答え、
姉は一緒に暮らす者としては知らせたくないと
主治医に相談をした ほぼ父と同年代、
『戦争に行ったものはな、あんたたちが考えてる以上に(なんといわれたのか忘れたが)
~~なんや、 多くの死を見てきてるんやで、ちっとも弱いことなんかあらへんのや』
『自分のことやからな、お父ちゃんも知りたいし、知っとかなあかんのとちゃうか』
『私やったら、知りたいと思うで』
末期 というのはさすがに言えなかったけれど
それから3年生きてくれた(おねぇちゃんも お疲れさんやった)

読みながら、あぁ、父もこうだった、ああだった
たくさんたくさん、父のことを思い出した
今頃、『~~ちゃん、たまには会おうな』って言ってるかも
それじゃぁ、夢に出て来てくれなきゃあかんよ おとうちゃん




by nunokichi | 2016-05-26 23:10 | | Comments(6)

葉室 麟さん



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(画像はアマゾンさんからお借りしました)






葉室麟 『蜩の記』
夫のプラボックスの中にあったもの
直木賞受賞作らしい

読んでいて涙が出てしまった
浅田さんの『壬生義士伝』以来

作者は北九州出身、生まれも同年【私は関西出身ですが】
同じ時期、福岡と北九州という違いはあるけれど
近くで同じく学生時代を過ごしていたという、ちょっとした親近感
読み終えてから、なるほどね と
浅田次郎さん、まっさん(さだまさし様です)みんな同じ年代なんだわ
団塊の世代より少し若い、中途半端な私の世代
この世代についてはいろいろな思いはあるけれど、
それはさておき、共感してしまう、わかる。

テレビがないので、世事に疎い
この『蜩の記』は映画化されたらしく【作品を検索していて知った】
主人公の秋谷は役所公司、読んでから知ってよかった……
先に知っていたら、どうしてもその顔を主人公として読んでしまう
本を読むのではなく、画像として物語をとらえてしまう
それはそれで、違う楽しみがあるのだろうけれど

葉室麟
読みたい作家が一人増えた
浅田次郎もディック・フランシスも亭主の読み終えたプラケースから
おやじ趣味なのかな、私

とはいえ
60歳にして直木賞受賞
すごいよね、元気もらえるよね
みんながみんな、そうではないけれど
映画のサイトの作者のメッセージ 『人生の花はゆっくりと開くようです』
いい作家に出会えました

ただ、book~~では、なかなか見つけることができない
早読みゆえ、book係数を考えなければならない苦労性
アマゾンさんがたより


by nunokichi | 2016-05-24 21:17 |

久しぶりの洋裁本


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中国工場も日本も休み、久しぶりにのんびりと本屋へ
『帰るぞ』の一声であわてて手にしていた本をレジに
スタイルブックはいつもの
over 60 street snap Ⅱ  中をパラパラ見ただけなのよ~~~
中に素敵な方がいらしたので、まぁいいか・・・・・

歳をとるにつれ、身に纏うものに迷う
好きは変わっていないけれど、好きをそのまま着てしまうと、
ちょっと、頑張りすぎてはいませんか??  という時も

おしゃれな60代70代の方がた
真似は出来ないにしても、その心意気だけでもいただこう

私の色は黒やグレーや茶
そんな色ばかりなんだ



by nunokichi | 2016-05-02 11:49 | | Comments(2)